義歯安定剤(入れ歯安定剤)使用に注意
義歯安定剤(入れ歯安定剤)使用についての当医院の考え方
イ:そもそも、上等な入れ歯に義歯安定剤は不必要であり、歯科医師は、義歯安定剤の使用が無くても全く不自由の無い入れ歯こそ、「本当の正しいあるべき姿」と思って、精進、努力しています。
ロ:即ち、義歯安定剤の使用が必要な入れ歯は、出来の悪い入れ歯であるという強い信念をもっております。
ハ:又、全ての薬品に言えることですが、義歯安定剤も薬品化学物質を使用している以上、決して身体に良くないものと認識しております。
二:事実、当院でも経験していますが、長期間使用されていたら、どうやらそれが原因にて、顎骨が大変吸収して、びっくりしたことがあります。当院では、ただちにその患者さんに義歯安定剤の使用を止めるように注意したことがありました。
ホ:丁度、「歯科関係者への月刊紙=DENTAL TRIBUNE 10月号」には「過度の義歯安定剤使用に注意。血中の亜鉛濃度上昇により、神経障害をもたらす」と出ています。
これは、テキサス大学の医師の発表に基づくとあります。
へ:ただし当院でも、次の患者さんには義歯安定剤の使用をすすめました。
① 全身性疾患で難症指定の方で、体力が著しく低下している患者さんは、どうしても入れ歯に対する抵抗力が低すぎる為、義歯安定剤を使用したところ、見事によく噛めるようになりました。
② 96才の女性の患者さんで、お口が極端に小さく、まともな入れ歯作りが出来なかった患者さんです。
超高齢者である為、入れ歯に対する抵抗力・回復力が著しく低く、かつ、
お口があまりに小さい為、正しい形に入れ歯作りが出来ない患者さんには、止むを得ず義歯安定剤の使用をすすめました。
③ 体格の良い男性の患者さんで、余りに舌が大きく、かつ、舌圧が強力んば為、下顎の義歯の浮き上がりを止められたい為、義歯安定剤の使用をしていただいてます。
ト:何千人の患者さんから、上記3人の患者さんは義歯安定剤が必要と思われます。
チ:入れ歯の設計が全く正しいが、その患者さんの体力や、器官によっては義歯安定剤の使用も必要のことがありますが、本来、それもベテランの歯科医師の指導が必要と思われます。
リ:普通の体力、体質で義歯安定剤は全く不要というのが、当院の最も大切な考え方であります。