入れ歯を遠い医院で作っても大丈夫か?
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1.入れ歯の最大・最高の特徴は、正しい設計と良い歯科材料できちんとあう入れ歯を作れば、まず安心してその入れ歯を数十年間使用できるということです。
2.何故ならば、正しい設計に基く入れ歯を作れば、入れ歯の乗る顎の骨がやせないからです。
3.その理由は、正しい設計の良く咬める入れ歯を毎日・毎食使うことは、顎の骨に適度で適切な良い刺激を与えて顎の骨の状態が殆んど変化しなくて良い状態が保てるからです。
したがって、一たん良く合う良い入れ歯を作れば入れ歯の不具合で通院する必要が殆んど、あるいは全くありません。
4.五年・十年単位では、やや入れ歯がゆるくなることがありますが、例えそうなったとしても、そのときだけ来院していただければその入れ歯をもう一度しめて具合を良くすることが出来ます。
したがって、新たに入れ歯を作り直す必要は殆んどありません。
5.もうひとつの大事な点は、入れ歯に良い材料=即ち、貴金属等の金属床=を使用しておけば極めて長い年月丈夫で殆んどあるいは、全く割れたり折れたりしないですから、これ又、入れ歯の修理で、又、通院される必要がありません。
6.万が一、入れ歯の修復等が必要になっても、入れ歯の修理は、本来極めて短期間で出来ます。まして、入れ歯が不具合になっても、その人の身体に直接の悪影響を及ぼすことなく、あくまで、入れ歯の修理、改善のみのことですから、この点からも、入れ歯程、安心、安全なものはありません。
7.もし、例え、一分で一秒でも入れ歯が無いと不自由だと思われる方は、必ず、二つ目の入れ歯即ち予備の入れ歯を作って保管しておく可きです。即ち、普段使っている入れ歯をお預かりして修理、改善を要する場合は、ただちにその予備の入れ歯を使用出来るようにしておく可きです。
8. したがって、「入れ歯こそわが命」と思われるほど、入れ歯が大事な皆様は、必ず二つ目=予備の入れ歯を作っておかれるのが常識と言えます。
9.一たん合った入れ歯が三十年間、四十年間使用できることは私の父が歯科医業六十年の経験から充分、保証出来ますし、私も開業二十三年の経験から、入れ歯は安心して数十年使えると強く自信を持っております。ただし、呉々も正しい設計と良い歯科材料を使用した入れ歯であって始めて言えることであります。
そういう意味からも、入れ歯は経済的にも、又、身体にも最も得用なかつ安全な人工臓器と言えます。
10.さて、人間は大きな病気=大病をわずらわれると、確かに人間の口の中の顎の骨も「やせる」と言えます。それでも良く合っていた入れ歯であれば、殆んどの場合、その入れ歯を改善して再び快適に使用することが出来ますが、私から申し上げれば良く合う入れ歯を作ることが、人間の大病を防ぐ最も重要な人工臓器であり、良く合う入れ歯をしていることが、認知症の予防や全ての身体の不調・病気を予防する最高の武器=人工臓器であります。
「良い入れ歯をして健康な身体をの状態を維持しよう」という正しい考え方こそ、先々のあらゆる病気の予防に最も有効な武器=手段と言えると思っております。
11.良く咬める入れ歯を作らせていただくと年々才々、患者さんに入れ歯の効用が増々深まって、術者である私供は増々感謝していただけるのが実態であります。そして、経済的にもはじめは高価であったとしても年々才々、値打ちが出てくる上に結果としても、決して高くなかったとわかっていただけます。
とにかく一つ良い入れ歯を作られたら、まず二度と入れ歯を作られることはありません。
12.良い入れ歯の効用は患者さんとそれを作った歯科医との関係が年々才々うるわしい関係が築かれ、深まり患者さんは、「作って良かったなぁー」「幸せだなぁー」歯科医は「作らせていただいて良かったなぁー」「幸せだなぁー」という結果になります。
よく歯科医として、耳にすることですが、インプランの治療の結果のようにもしかしたら裁判沙汰になる(日本ではインプランによる医療事故、トラブルにより、二万件を越える患者から歯科医師が訴る訟状があると
聞いています)というような、患者さんと歯科医師との間に骨肉の争いがあるような事に比べて、入れ歯は全く安心、安全な神様に祝福される治療方法であります。勿論、入れ歯作りが成功する事が絶対に必要でありますが、したがって、良い入れ歯作りの出来る真の歯科医師は神様に次ぐ職業といわれるのもむべなるかなぁーと日夜精進しております。
「要約」
正しい設計と良い歯科材料を使った入魂の入れ歯は、
一、 数十年使用できます。
二、 その間、殆んど、又は全くメインテナンスが不要です。
したがって来院される必要がありません。
三、 「顎がやせる」から高価な入れ歯は無駄という考え方は全く入れ歯の本質を理解していない、極めて低レベルの又は悪質な誤った考え方であります。
それが証拠に六十五年にわたる私の父の作った入れ歯が多くの患者さんに三十年、四十年使われている事実があります。何故、四十年以上持たないのかと言えばそれは患者さんの寿命の方が尽きてしまうからであります。したがって、入れ歯程、経済的にも得用なものは無いと断言出来るわけであります。